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コラム
免疫力アップで
美と健康を守る
第4回:適度な運動をする
2022.11.17
「運動しましょう」って、健康診断などで言われたことがある方も多いと思います。
運動の習慣なしの項目にチェックを入れていると、ほぼ言われますからね(笑)
でも、なぜ運動が必要か?
どんな運動がどんな効果があるのか?
まで説明してもらえることは少ないです。
今回は、適度な運動が体にどのような効果をもたらすか、どのくらいの量と頻度で運動したら良いのかをお伝えします。
適度な運動をする事により、免疫細胞が活発に働くようになります。
特に1時間以内の短時間の運動では、運動強度に応じてNK細胞の活性が上がっていくことが分かっています。
逆に、マラソンやトライアスロンなどの激しすぎる運動やトレーニングは免疫機能を弱め、炎症やアレルギーなどを引き起こすとも言われています。
定期的な運動習慣はエネルギーの消費を高め、肥満や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病予防と治療になるだけでなく、認知症の予防効果もあり、誰もができる、アンチエイジング療法です。
免疫機能は加齢に伴って低下していきますが、運動をすることでNK細胞活性低下など、免疫機能の低下を食い止めることができます。
有酸素運動を20~60分ほど、週に3回以上が理想的です。
有酸素運動とは酸素を取り込みながら長時間続けて行う運動のことです。
息切れするような運動でではなく、ニコニコと笑いながら続けられる運動強度を目安にしてください。
天気のいい日に屋外でのウオーキングやサイクリング、自宅でできる、家の階段や踏み台を利用した踏み台昇降運動、縄跳び、もも上げ運動、中腰ぐらいまでのハーフスクワットなどがおすすめです。
また、ラジオ体操を真剣に、しっかりとするのも効果的です。
美しく健康に年を重ねるために、そして若々しい身体と免疫力を維持するために、定期的な有酸素運動を習慣にしましょう!
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