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コラム
アレルギー、花粉症対策(4/4)
2023.04.04
花粉症対策には、まず腸内環境を整えることが大切です。
それに加えて是非とっていただきたいサプリメントがビタミンDです。
ビタミンDは「免疫系を正常に働かせるために必要な栄養素」であり、花粉症、アレルギーの改善効果があります。
ビタミンDが不足すると免疫系に異常が起き、それがアレルギーを発症させる一因となると言われています。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するので、骨粗鬆症の方に保険で処方する事ができますが、アレルギー、花粉症には保険適応がおりていないため処方ができません。
このため、サプリメントでとるしか方法がないのです。
ビタミンDは紫外線にあたると、皮膚でコレステロールを原料として合成が促進されるので、UV対策で太陽を浴びることが少ない女性達はビタミンDが不足しがちになります。
体内のビタミンDを増やすには日焼け止めを塗らず、あえて“日焼け”するのがいいのですが、特に日本の女性は美白が命なので、日焼けによるシミを怖がります。
(私も例に漏れずそうです!)
しかし、食事から取ろうとするとなかなか大量にはとれません。
ではどれくらいの量をとったらよいかと言うと、1日100μg(マイクログラム)当院で取り扱っているサプリメントの場合、1日4錠です。
ビタミンDは主にキノコ類や魚に多く含まれています。
特に多いのは白きくらげ、きくらげ、あんこうの肝、しらす、たたみいわし、筋子、いくら、紅鮭、スモークサーモンなどです。
ビタミンDは肝臓や脂肪の中に蓄えられますが、目標値に達するまではサプリメントを飲み始めて3か月ほどかかるため、1日100μgを3か月接種し、また3ヶ月後に血液検査をして目標値に達していたら、1日50μgで維持するのが理想的です。
花粉症の方はまずは毎朝100μgを取りますが、それでも症状が変わらないようであれば午後にもう100μg追加します。
花粉症の薬を飲みたくない、飲んだら眠くなる方は是非ビタミンDのサプリメントを試してみてください。
当院ではクリニックで厳選した医療用のビタミンDサプリメントを扱っています。
お気軽にご相談ください。
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