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コラム
お盆休み、飲み過ぎに注意!おすすめの二日酔い改善方法
2024.08.15
お盆休みは外食したり、家族で集まる事が多いため、お酒も普段より多めになってしまいますね。本日は、二日酔いを予防するために、お酒を飲む前、飲んだ後におすすめしたいことをご紹介します!
◆お酒を飲む前に! 肝臓の機能を高めるお薬やサプリメントを服用
ウコンを含んだサプリメントなどを飲んでおくことで、胆汁の分泌を促し代謝機能を高めることができます。「今日はいっぱいお酒を飲むことになりそうだ」という人は、事前に肝臓の機能を高めるお薬やサプリメントを飲んでおきましょう。サプリメントではウコンやプラセンタがおすすめです。二日酔い予防点滴などです。特に、プラセンタ注射は、手軽にでき効果も高いので非常に人気があります。
◆今日は飲みすぎた、と思ったら
二日酔いを防ぐために、肝機能を高めておくことが効果的です。飲酒しているとき、または飲んだあとに、カイロを貼るなどして肝臓のあたりを温めましょう。肝機能が高まり、二日酔い予防になります。
また、飲みすぎた日は、ぬるめのお湯につかりましょう。熱いお湯につかっていると、発汗が促され脱水症状がひどくなり、二日酔いに拍車をかけてしまいます。なるべくぬるめのお湯を使用して、脱水がひどくならないようにしましょう。
◆二日酔いになってしまったら
朝目覚めて、二日酔いがひどく水分すら取りづらいような時には、血液に直接水分とアルコール分解を促す成分を配合した二日酔い点滴をおすすめします。経口摂取タイプの生理食塩水をご存知の方もおられると思いますが、点滴を通して体の水分の成分構成に近いものを補給することで、脱水をまず和らげることができます。また、同時に配合された酔いを穏やかにする成分や失われたビタミンなどを同時に摂取できますので、二日酔いの状態をできるだけ早く快方に向かわせたい方には、ぜひおすすめします。当クリニックでも、多くの方に受診いただき、大変好評です。
プラセンタエキスにはエタノールアミン(ETA)が
含まれているそうです。
ETAの肝臓に対する作用は、
1、肝細胞の保護
2、肝細胞の線維化の抑制(多くの肝臓疾患で最終的に線維化)
3、未成熟肝細胞の増殖を補助
といわれています。
このことがアルコール摂取前にプラセンタエキスを摂取すると二日酔いの防止効果があると考えられます。
摂取したアルコールはアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドになり、アセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸、水、二酸化炭素、のように代謝されて排泄されます。この酵素の活性の強さが個人差がありお酒に強い人、飲めない人、2日酔いしやすい人しない人に分かれます。
2日酔いの原因はこのアセトアルデヒドの影響です。
これがたまってくると二日酔いの症状である、吐き気、頭痛がおこります。
酵素の活性が弱い人は、なるべくお酒を控えましょう!
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