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台風、低気圧が近づくとどうして頭痛が起こるの??
2024.09.02
低気圧や台風が近づいてくると、頭痛がひどくなったり、体長が悪くなる人が多いとおもいます。特に男性よりも女性は低気圧の影響を強く受けるようです。
こころで低気圧とはなんでしょう?低気圧は、周囲の気圧に比べて低い気圧の状態を指します。気圧とは私達の周りにある空気の重さによって生じる圧力のことです。台風とは、熱帯低気圧のうち北西太平洋または南シナ海に存在し、かつ低気圧域内の最大風速が約17.2 m/s(34ノット(kt)、風力8)以上にまで発達したものをさします。
強風域や暴風域を伴って強い雨や風をもたらすことが多く、ほとんどの場合上空から地球に向かって見ると反時計回りの積乱雲の渦になっていて、超大型と呼ばれる台風は風速15m/sの強風域が半径800km以上のものです。
低気圧や台風が来ると、私達の耳の奥にある、内耳が気圧の変化を感じ、自律神経のバランスが乱れることで、めまいや倦怠感などの体調不良がおこります。また外の圧力より、体の内側の圧力が高まるため、血管が拡張し、身体のむくみ、頭痛が起こります。
残念ながら、低気圧が去るまでは、起こるのは仕方がない症状だとも言えるでしょう。
対策としては五苓散(ゴレイサン)など、むくみをとるような漢方を飲んだり、あまりお酒や辛いものを食べないで、自宅でゆっくりとお風呂に入ったりなど、いつもよりもリラックスした生活を送るようにしましょう。
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