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コラム
男性型脱毛症(AGA)の進行と分類
2024.09.07
男性型脱毛症=AGAの進行と分類には「ノーウッド-ハミルトンの分類」というものがあります。これはアメリカの医師、ハミルトンが作った脱毛のパターンを、のちに別の医師、ノーウッドが改定したものです。1から7のレベルで分類されており、現在も薄毛の進行度の目安として使用されています。
<ノーウッド-ハミルトンの分類>
Ⅰ型:脱毛が始まっていない状態
Ⅱ型:生え際から進行し始めた状態
Ⅱ型(Vertex型):生え際からの進行に加えて、頭頂部がO型に脱毛してきた状態
Ⅲ型:生え際から徐々に進行が目立ってきた状態
Ⅲ型(Vertex型):Ⅲ型の状態に加え、頭頂部がO型に進行してきた状態
Ⅳ型:生え際から頭頂部にかけて進行した状態
V型:生え際から頭頂部にかけて進行し、つながっている状態
Ⅵ型:全体的にかなり進行している状態
Ⅶ型:Ⅵ型よりさらに進行している状態
“Vertex(バーテックス)”とは“頭頂”という意味です。、前頭部の生え際が後退するM型や、頭頂部から脱毛していくO型もあります。この分類は欧米人のものなので、日本人などアジア人には合わない部分がありました。そこで、皮膚科医の高島巌医師が、ノーウッド-ハミルトン分類を日本人の脱毛パターンに即して修正し、「高島分類」というものを作り上げました。
<高島分類>
欧米人は前頭部から脱毛することが多いのに比べ、日本人は前頭部はそれほど薄くなくても頭頂部がO型に脱毛していくことが多いことがわかります。日本人はⅡ型(Vertex型)が多いのが特徴です。
次回は女性の薄毛の分類について、お伝えしていきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください☞https://youtu.be/TRu-pLYoqNI?si=_y2hJxmR0C4ag6BA
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