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コラム
ミノキシジルのタブレット(内服薬)は危険です!
2024.11.27
Relizeクリニックの薄毛治療ではミノキシジルのタブレット(内服薬)は男性にも女性にも使いません。ミノキシジル外用薬=ローションは男性にはファーストチョイスです。女性には最終手段として使う場合もありますが、最初からは使いません。ミノキシジルは元々、血圧を下げる薬=降圧剤として開発されました。ところが血圧を下げる作用よりも、体毛が増える副作用に注目が集まり、発毛剤として再開発されました。ミノキシジルローションは頭皮の血管を拡張し、毛母細胞を刺激して発毛効果をだしてくれるので、皮膚科学会のガイドラインにも男性には5%、女性には1%の濃度のローションをすすめられると書いてあります。ところが、ミノキシジルタブレットは副作用が高く、その割に有用性がすくないのですすめられないと書いてあります。
ミノキシジル内服薬の主な副作用は以下のようなものがあります。
全身の体毛増加、動悸、息切れ、むくみ、体重の増加、頭痛、めまい、肝機能障害、
初期脱毛
ミノキシジルの内服薬と塗り薬は同じ成分が使用されているため、効果に違いはないというクリニックもありますが、飲み薬は頭皮だけではなく、全身に影響をおよぼすため、あきらかに効果と副作用は違ってきて当然です。
タブレットは髪の毛だけではなく、全身の毛が濃くなります。男性ならまだしも、全身脱毛をしたい女性にとっては悲劇です。
効果を出したいのは、髪の毛なのに、むしろ全身の毛が濃くなる方が目立ちます。
ミノキシジルタブレットは厚生労働省に承認されていませんので、副作用がでても、自己責任となります。一時的にミノキシジルタブレッドで髪の毛が増えても、年をとっていって弱っていく心臓や血圧に影響がでる薬を飲み続けることは安全でしょうか?
ミノキシジルは、血管を拡張して血流を良くする働きがあるため、心臓に負担がかかってしまいます。男性型脱毛症=AGA治療にはミノキシジルタブレットではなく、ミノキシジルローションと内服薬のフィナステリド、デュタステリドで十分高い効果を期待できるので、あえて副作用が出る可能性のある、ミノキシジルを使う必要はないでしょう。
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