NEWS
コラム
ところで、「オートファジー」ってなに?
2025.05.22
細胞から始まる、若々しさと健康の秘密、最近よく耳にするようになった「オートファジー(Autophagy)」。
これは、細胞が自分の中をお掃除しながら若返る仕組みのこと。
私たちの肌や髪、身体の健康と深く関わる、大切な働きです。
■ オートファジーの3つの役割
1.栄養の再利用:飢えに強くなる細胞の知恵
空腹時や激しい運動のあと、体は新しい栄養をすぐに取り入れられないことがあります。
そんなとき、オートファジーは壊れた細胞の一部や不要なたんぱく質を分解し、アミノ酸や脂肪酸として再利用してくれます。
つまり、「体の中の古いものを分解して、新しいエネルギー源に変える」ことができるのです。
この働きにより、私たちは断食やファスティングをしても元気でいられるのです。
2.細胞の若返りと修復
細胞の中にある「ミトコンドリア」はエネルギーを作る大切な器官ですが、古くなると活性酸素を発生させ、細胞を傷つけてしまうことがあります。
そこでオートファジーが活躍。古くなったミトコンドリアを分解し、新しく生まれ変わる材料として再利用します。
また、脳の神経細胞や筋肉でもオートファジーは重要です。神経細胞は分裂しないため、
古いタンパク質を分解して新しいものに入れ替えることで、神経の健康を保ち、認知機能や気分の安定にもつながります。
3.細胞の“いらないもの”をお掃除
私たちの身体には日々、ウイルスや菌、不要になった細胞の部品などが発生します。
オートファジーは、そういった体にとって有害なものを感知して排除する、細胞内のお掃除屋さんのような働きをしてくれます。
例えば…
細菌(サルモネラ菌など)の侵入
病気の原因になる異常なたんぱく質の塊
壊れたミトコンドリアや細胞のゴミ
これらを選んで分解・排除し、体の中をクリーンに保ちます。
◆オートファジーを促すには?
この素晴らしい仕組みを活性化させる方法のひとつが、短時間の「ファスティング(断食)」です。
とくに16時間以上の空腹時間があると、オートファジーが本格的に働きはじめると言われています。
リアライズクリニックでは、身体にやさしく栄養も補えるアロエベラエクソソームドリンクを使った1日ファスティングをご提案しています。
「細胞レベルで若返る」そんな体験を、あなたも始めてみませんか
CLINIC